5G(第5世代通信)とは
最近、「5G(ファイブ・ジー)」という言葉を耳にすることがありませんか?
5Gとは、ネットワークをつなぐ次世代の通信規格のこと。
正式には「第5世代移動通信システム」といいます。
TOHOと5Gの関わり
株式会社TOHOでは、通信会社や電話局の依頼を受け
5G基地局の設置工事を行っています。
基地局とは、電波を送受信するためのアンテナがある場所のことです。
この5Gは私たちの生活に
とっても大きな変化もたらします!
主流だった4Gと、これからの5G
これまでの4Gとの主な違いを3つあげてみます。
- 通信速度が20倍速くなる(高速大容量)
- 通信での遅延が少なくなる(低遅延)
- たくさんの端末に同時接続できるようになる(多接続)
要するに、これまでとは桁違いの速さで情報処理され、欲しい情報が手に入り
また素早く届きます。
5Gにより、インターネットを通じて身近な様々なものとつながることができ、
私たちの暮らしが劇的に向上すると期待されているんです!
身の回りのことで例えると、どんな事?
例① スポーツ観戦
・顔認証で入場できる
・よりクリアな映像を楽しめる
・VR(仮想現実)・AR(拡張現実)によって目の前の空間に選手やボール、グラウンドなどが映し出される。
・お気に入りの選手を追尾機能で追って見ることが出来る
・・・など
会場に行かずに臨場感たっぷりの試合が楽しめるんですね
例② 医療の現場
・診断、手術などの遠隔操作
・4K、8Kのデータを高速で送受信可能となり、遠方の専門医に診断してもらう事などが可能
・多接続可能なことにより、複数の医療機器や設備を接続させ患者の状態を詳細に把握できる
・・・など。
遠くて通院できない専門医の先生と、お話しが出来るかもしれないんですね
例③ 教育の場での活用
・VR(仮想現実)・AR(拡張現実)によって五感を使った体験型授業ができる
・時間や居住地などの制限なく学ぶ機会が与えられる
・企業などと連携したカリキュラムや授業を編成し、より実践的なスキルを身に着けることが出来る
・・・など
本来、3年かけて整備する予定だった『1人1台端末と学校における高速通信ネットワークを整備する』という計画がコロナ禍で前倒しとなり、現在「一人一台端末」「高速通信ネットワーク整備」はほぼ完了しています。
それ以外にも
・スマート農業(ロボット技術や情報通信技術を活用した農業)
・自動車自動運転
・スマートホーム(照明やエアコン、洗濯機、鍵など、様々な設備をスマートフォンから操作する)
・スマートオフィス(5Gの特性を利用し、オフィス以外の場所でもオフィスと同じ環境でストレスなく働くことができる)
今後は
5G対応の端末が必要であったり、
整備だけでなく実際にどのように実生活に応用していくのかなど、課題はありますが
私たちの生活がより便利で快適なものになり
映画や本で見たようなことが目の前で起きる日も
そう遠くはないのかもしれません。
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